声なきものの唄・ネタバレ|最新話・サヨリの最後・結末 | [暮らし・生活] お役立ち情報サイト

声なきものの唄・ネタバレ|最新話・サヨリの最後・結末

【2021.6.5更新】

 

声なきものの唄・最新話・ネタバレ|サヨリの最後~あらすじと結末は?無料試し読み漫画~

 

「声なきものの唄」の画像検索結果

 

タイトルと作者

「声なきものの唄~瀬戸内海の女郎小屋~」 安武わたる

 

物語のテーマは?

この作品は最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄を描いた作品です。

父が多額の借金を残して亡くなる。

チヌとサヨリの姉妹は女郎屋に売られて引き離される。

その後生き別れた姉との再会を夢見て、遊郭で生きていく決意をしたチヌ。

声なきものの唄は、運命に翻弄されながらも強くたくましく生きていくチヌの物語です。

 

 

声なきものの唄・最新話・ネタバレ|サヨリの最後・最終回・完結

 

明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。

母は病気で他界しており、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていました。

 

父が多額の借金を残して亡くなる。

2人の姉妹は、父が残した母の薬代と船の多額の借金を清算するため、女中に売られることとなった。

 

生まれ育った瀬戸内海を旅立つとき、二人は誓う。

「必ずふたりでここに帰ってこような」

チヌ14歳。サヨリ17歳の時でした。

2人のついた先は武家屋敷でも宮中でもありません。

姉妹がついた先は、女郎小屋の競り場でした。

サヨリは高値で女衒に売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られました。

 

 

器量の良かった姉のサヨリは流れの瀬島と言われる男に高値で売られていき、

売れ残ったチヌは見世小屋「須賀屋」の主人に買われることとなりました。

見世に出るには、歳の足りないチヌは「須賀屋」では下女として働き始めます。

見世のお母さん(女主人)はこわいが、旦那さん(主人)はやさしくしてくれました。

 

泣いてばかりのチヌに他の女郎たちがここにいればご飯には困らないといい諭すのでした。

須賀屋に着いたチヌは下女として、働くようにと須賀屋の女将に言われ、下女として働くこと1年が経った・・・。

生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌでしたが……?

そうして、1年が経った頃。

「軍公休日」が訪れ・・・。

それは、駐屯地から兵隊がどっと遊郭に流れてくる忙しい日でした。

 

あと1年、店に出るには早いチヌだったが、チヌを揚げたいという客が現れ、急きょ初見世となったのです。

源氏名は「小菊」

恐ろしい思いで、一人客を待つ小菊。

男が現れ、服を剥がれ太ももに手が伸びた時・・・

耐えきれずに、逃げ出そうとするチヌ────・・・。

だが・・・!?

 

 

チヌが目を覚ますと目の前には、きれいな顔立ちの男衆。

男衆に抱かれたままチヌは「須賀屋」に運ばれました。

朦朧とした意識のもとで、「須賀屋」の主人が男衆に頭を下げている姿が見えます。

姉さん方の話によれば、チヌを助けてくれたのは、若水家当主の公三郎(こうさぶろう)若様でした。

 

地主で遊郭一帯は若水家のものであり、この遊郭で若様に逆らえる者はいないという。

若様の手前、「須賀屋」の主人はチヌを女中に戻すこととなりました。

再び、女中として働き始めたチヌ、そんなとき、廓の姐さんである小梅が倒れてしまいます。

下位の廓である「須賀屋」には小梅のかわりの女郎はいません。

 

 

小梅をゆっくり休ませてあげたいチヌは自分が見世に出ることを決めました。

何日経っても、病状が良くならない小梅。

精のつくものを食べさせてあげたいと思うものの、お母さんが買ってはくれません。

そこで、チヌは道具を使い、魚を釣ることを思いつきます。

 

海際まで来て、辺りを見回すチヌに聞き覚えのある声がかかりました。

若様の釣った魚を「須賀屋」でさばき、振る舞うチヌ。

ひとときの幸せを感じるチヌ。

しかし、直後に小梅の容体が急変し────!?

 

 

声なきものの唄・ネタバレ |あらすじ&無料全巻試し読み

 

千鳥(チヌ)の姉サヨリは四国に売られたらしいということがわかります。

公三郎は千鳥へのせめてもの償いとして、姉の行方を久米に探させていたのです。

千鳥は「なぜ女は身を売らなければならないのか」という疑問を恵にぶつけます。

「女郎は芸を学んでも、本や新聞を読ませない。余計な知恵をつけさせないため」

女がなぜ身を売るしかないのか、少しずつ理解し始めている千鳥でした。

 

千鳥は白井という客の相手をしていました。

床の時間を終えると、千鳥は白井に子ども用の土産を手渡します。

兵隊の貯金箱と友禅のはぎれで作った巾着でした。

自分によくしてくれている白井へ、せめてものお礼とお返しの品でした。

自分への深い気遣いに感動した白井は、「わしと結婚してや!」と叫びます。

白井は妻が亡くなっており、10歳と8歳の子供がいます。

 

「声なきものの唄」の画像検索結果

 

裕福な商人のため、周囲から再婚を勧められますが、その気になりません。

「わしはなぁ、楽しく笑って生きていきたいんや」

不満や不平はあっても、笑って機嫌良く過ごしてる人間がいいと言います。

「千鳥は笑って機嫌良く生きとる人間や」

女郎でも鬱々とせず、人や客の幸せを我が事のように考えられるところでした。

千鳥自身には自覚のないことですが、千鳥の明るさに惚れているのでした。

「ありがとうごぜぇます、白井様……」

女郎相手とは思えないほめ言葉に、涙をこぼす千鳥です。

 

しかし千鳥には女郎を止められない理由がありました。

共に売られた姉の消息を探しているため、女郎を止められないのです。

それを聞いた白井は、おまえの旦那なら希望してええな、と笑って答えるのでした。

千鳥の涙は止まりません。

その話を控えの間で聞いていた美緒は、勉強になったと呟いています。

「白井様は正直見た目悪いし、偏屈そうや。でも度量の大きい本物の男やった……」

美緒は男の本性は見た目ではないことを、秘かに学ぶのでした。

 

 

調査や引きこみのため、遊郭を見て回っていた恵が男たちに追われていました。

女郎を監視する用心棒たちで、屈強な男たちに追いつめられてしまいます。

「あほな女でも体にたたきこんだら、見世の怖さがわかるやろ」

さすがの恵も怯えています。

「あては東陽楼の千鳥や。かたぎの娘に手を出すんやない」

千鳥が人気の女郎であることは、矢津遊郭のものなら知っています。

手を出せば大変なことになることを知っているため、男たちは去っていきました。

恵が千鳥に礼を言うと、千鳥はその場にしゃがみ込んでしまいました。

巴姐さんのタンカを見よう見まねでやってみたものの、本当は怖くて震えていたのです。

 

 

「遊郭を調査していると、たまにあるんです。だから短刀を持ち歩いてますが」

しかし今日のように抑えられてしまえば、なす術がありません。

「それで何かあったら、自害するつもりやとか?」

「男に力で屈服させられたぐらいで、自害なんてしませんよ」

恵は自分がなぜ、自由廃業を推しているのか話してくれました。

恵と父は神戸に住んでいたことがあり、近所の美世と姉妹同然になりました。

しかし美世の両親が病になり、母がまず死んでしまいます。

働けなくなった父と家族を支えるため、身売りされていきました。

再会を約束した数か月後、美世は遺体となって帰ってきました。

美世は外国人相手の見世に入れられ、大柄な男たちの相手を次々させられます。

局所の出血が止まらず、幼さが残る美世に耐えられる環境ではありません。

美世は身投げして、恵は火葬場のお金を出してあげることしかできませんでした。

 

 

「声なきものの唄」1巻の結末の感想&マンガ好きのチョイ意見

 

この作品は明治後期の話で、江戸時代が国の存亡をかけて近代化をしている最中の時代の物語りとおもわれます。

 

女性が大金を稼ぐには体を売るしかないという現実のなか、

困難にも負けずに戦い続ける女郎の物語で、男尊女卑がまだ残っている時代の日本を描いた感じの漫画ですね。( ;∀;)

 

何がおもしろいって、やっぱり辛い出来事を乗り越えてたくましく生きていく主人公のチヌがいいですね。

姉と離れ離れになってしまったチヌは、いつか巡り合えるのか・・・

 

 

この時代の女性の中では、異色のキャラクターだとは思いますが、それが無理なく物語に溶け込んでいます。(^_-)

密かに若様に恋をしているものの、若様は失ってしまった妻の思い出に縛られている。

 

タイトルを見た感じ、結構エロい部類の漫画なのかなと思いましたが、読んでみるとエロい描写は少ない印象です。

単なる遊郭の物語にとどまらず、そこで生きる人々の人生が鮮やかに描かれています。

 

最下層の女郎からのし上がっていくような・・・そんな気にさせる漫画です。(^_^)

傷ついた過去を持つ若様との恋の行方、そしてチヌの潔い生き方・・・

 

読んでいても内容がエグイわりに、嫌な気持ちにはならない。

女郎漫画という枠を超えて胸に感動が残るイイお話です。(*≧ω≦*)

 

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ワタシ以外みんなバカ

 

社内探偵

 

ミステリという勿れ

 

ここからはオトナの時間です

 

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